平成11年度 関東高等学校ラグビーフットボール大会
神奈川県予選 結果速報


   (神奈川新聞より)

○ 4/25(3回戦) の桐蔭戦以外の結果

向   上 33−0 相模台工
湘南通信 39−0 緑が丘
県横須賀 15−5 日大藤沢
慶   應 19−5 浅   野
東海相模 67−7 桐光学園
日   大 10−3 湘南工大
法政二高 96−0 城北工   


○ 5/3(準々決勝) の桐蔭戦以外の結果

法政二高 40−0 日  大
慶   應 33−3 県横須賀
湘南通信 19−7 向  上

○ 5/8(準決勝) の桐蔭戦以外の結果

慶   應 44−5 湘南通信

○ 5/23(決勝) の結果

法政二高 24−12 慶  應



 ○ 5月15日  14:00 キックオフ   於 秋葉台公園球技場


  3位決定戦   桐蔭学園  44−5  湘南通信



<前半> キッカー中崎

 1分 ラックから展開、鈴木→後藤→
     松尾トライ ゴール× 5−0
10分 ラインアウトからモールで押し込み
     松尾トライ ゴール× 10−0
14分 ラインアウトからモールで押し込み
     松尾トライ ゴール× 15−0
19分 後藤→鈴木で鈴木が抜けて
     田中トライ ゴール× 20−0

<後半>


 2分 ラック東野ラッシュでトライ
     ゴール× 25−0
 5分 [湘南]モールから持ち出しトライ
     ゴール× 25−5
17分 ペナルティから速攻 鈴木が抜け
     松尾トライ ゴール○ 32−5
22分 ラックから柴田→後藤→田中トライ
     ゴール× 37−5
25分 ラックから柴田→後藤→外村トライ
     ゴール○ 44−5


出場メンバー
 1 2年 本橋 晃司 菊池 雄一
 2 2年 平山 邦明 古谷 信一
 3 2年 清水 塁 本橋 晃司
 4 3年 望月 雄太
 5 3年 國東 洋太
 6 3年 松尾 亮太
 7 3年 若松 忠司
 8 3年 東野 憲照
 9 3年 柴田 亮
10 2年 後藤 翔太
11 3年 田中 無量
12 3年 鈴木 亮介
13 2年 外村 政貴
14 2年 高橋 大介
15 2年 中崎 宏
リザーブ
16 3年 菊地 雄一
17 2年 古谷 信一
18 2年 荒井 敦 
19 2年 杉本 行生
20 2年 白木 孝一郎
21 2年 平井 隆之
22 2年 趙 俊成


 試合には勝った。法政戦のようなフォワードの完敗もなかったし、そこそこ自分たちの展開ラグビーを出来た。が、すっきりしないものもまだかなり残っている。

 今日の試合が終わった段階での「ポンコツ(怪我をしている部員)」は、なんと12名で、その内新人戦や東日本大会でレギュラーだった選手が8名もいる。それ以外にも怪我をだましだまし出場しているものもいて、チームの状況はボロボロだ。

 そもそも桐蔭のラグビー部は、部員が一学年に10名強ずつしかいない、全国の強豪校の中ではかなり人数の少ないチームのため、層の薄さは否めない。去年のチームは怪我が少なく、固定したレギュラーが経験を積んで強くなったが、今年は怪我に本当に泣かされている。それには基礎力不足という面もあるのかもしれない。その中で桐蔭が真の強豪校と呼ばれるようになるために、別の言い方をすれば、強い「チーム」になるためには、「チーム全員」のレベルアップが欠かせない。

 今年はやる気のある1年生が30人以上入部希望をしてきている。

 また、高1の時からレギュラーでありながら怪我をして、以来ずっと試合出場のなかった3年LO松為も、明日(5/16)の公文国際との練習試合で復活を果たす。

 この県予選において、自分たちの油断・弱さ・課題を指摘されたことは大きな意味がある。それを次回に活かせるかが全てだろう。

 前回の法政二高は、闘志にもえて絶対勝つんだという気迫を感じさせられたし、今日の湘南通信も、コーチ陣は熱心、選手たちも礼儀正しく、非常に好感の持てる「チーム」だった。



2年WTB高橋も公式戦初の
前後半出場ではりきった。


3年FL松尾は今日は4トライ。
腰の故障を感じさせない動きで
頼れる存在。


プレーを見守るリザーブの選手たち。
趙(前列左から3人目)は、ラグビーを
はじめてまだ4ヶ月ほど。


主将3年No8東野はやはり力強い。
今まで東野に倒され、病院送りに
された相手選手も多いと聞く。


2年SH柴田もよく走った。今日は後藤が
SOにまわり、鈴木がCTBに。


後半のフロントロー3人組。左から
3年菊池(肩を痛めた清水に交代)、
2年古谷(首を痛めている平山に交代)、
2年本橋(通称「だんな」)。右端は
今日はSOとして出場の2年後藤。


怪我でブランクの長かった3年若松も
久しぶりに前後半出場。


3年LO國東。日々練習しているのに
なぜか色白でからかわれるが、プレーは
試合ごとにたくましくなってきている


3位表彰式で賞状を受け取る
主将東野。今日の試合には勝ったが
複雑な心境か。



無念!桐蔭学園、準決勝で法政二に破れる!


 ○ 5月8日  15:15 キックオフ   於 秋葉台公園球技場


  準決勝   桐蔭学園  21−28  法政二



<前半> キッカー中崎

 5分 [法政]ラックから右へ展開、トライ
     ゴール○ 0−7
19分 [法政]ラックから左へラッシュ、トライ
     ゴール○ 0−14

<後半>


10分 [法政]スクラムからエイトサイド、トライ
     ゴール○ 0−21
17分 松尾のインターセプトから高橋トライ
     ゴール○ 7−21
22分 ペナルティーから武藤→外村トライ
     ゴール○ 14−21
27分 [法政]ラインアウトからモールトライ
     ゴール○ 14−28
29分 中崎→武藤とつなぎ、ラックから
     望月トライ ゴール○ 21−28

出場メンバー
 1 2年 本橋 晃司
 2 2年 平山 邦明 高 聡伸
 3 2年 清水 塁
 4 3年 望月 雄太
 5 3年 國東 洋太
 6 3年 松尾 亮太
 7 2年 高 聡伸 若松 忠司
 8 3年 東野 憲照
 9 2年 後藤 翔太
10 3年 鈴木 亮介
11 3年 田中 無量 高橋 大介
12 3年 橋本 圭一郎
13 2年 外村 政貴
14 2年 武藤 大志郎
15 2年 中崎 宏
リザーブ
16 3年 菊地 雄一
17 2年 荒井 敦 
18 2年 杉本 行生
19 3年 若松 忠司
20 3年 柴田 亮
21 2年 白木 孝一郎
22 2年 高橋 大介


 完敗だった。法政のフォワードの押しの強さと、すばやい動きにふりまわされ、桐蔭はボールキープが全くできなかった。課題であるディフェンスもまだ克服できていなかった。

 今日の試合で特に目立ったのは、ラインアウトの処理のまずさで、相手ボールを奪うどころか、自分のボールの半分くらいを相手に取られてしまっていて、それがピンチを招いてしまっていたのは否定できない。

 ただ、これは選手を責められないことでもある。本来の正HOである風岡を怪我で欠き、リザーブであった平山も肩をいためており、ハーフの出場が限界。そこで本来FLの高をHOに仕立てて東海大相模戦からやってきた。これは試合後に判明したのだが、試合開始の前後あたりに高は手の甲を打ち、これが実は骨折してしたようで、それがコントロールに影響してしまっていたらしい。試合後には悔しさで号泣する高を、他の選手たちがなぐさめていた。

 色々な問題点があったとはいえ、むしろ後半終了間際になってよく追い上げたとも言えるかも知れない。

 しかし、負けは負け。試合後には涙を流したものも多いし、ただ呆然とするしかできないものもいた。東日本の秋田工の敗戦につづいて、この負けを活かせるかどうかに、このチームの明日はかかっている。加藤監督もそれを強調して、明日の朝からの練習に気持ちを切り替えさせた。

秋には法政に借りを返し、全国制覇を合い言葉に、部員たちは必死の練習を続けていきますので、ひきつづき応援をよろしくお願いします。



先取点を法政に取られてプレーのチェック。
この時点では敗戦するなど
まだ考えてもいなかった。


CTB橋本が目を強打し、左目がほとんど見えなくなったため、すこしプレーから外れていたのもディフェンスに影響が大きかった。


法政のフォワードに押され、うまくボールキープが出来ない。


後半、HOとしてボールを投げ入れる高。
左奥では平山が首をおさえながら見守る。


0−21のまま後半も半ばをすぎた。
インターセプトから必死に突進するFL松尾。


松尾からボールを受けとったWTB高橋は
俊足で敵をかわしてトライ。
やっと流れを桐蔭側に引き寄せた。


FB中崎のGK。風がある中でのキックだったが、両チームともキックの成功率は100%。


残り時間あと8分。そろそろまずいかという雰囲気の中で、WTB武藤は敵をかわし前へ。高(右)も最後までよくボールにからんだ。


怪我で出場できない伊集院にかわったCTB外村が武藤からのボールを持ち込みトライ。



 ○ 5月3日  12:15 キックオフ   於 秋葉台公園球技場


  準々決勝   桐蔭学園  64−13  東海大相模



<前半> キッカー中崎

 4分 ラインアウト→モールトライ(キック×)
     5−0
 7分 [東]PG 5−3
13分 ラインアウト→BKが縦をぬき
     中崎トライ(キック○) 12−3
15分 [東]ラインアウトモール→
     サイドからトライ(キック×) 12−8
24分 ラインアウト→モールトライ(キック×)
     17−8
26分 継続から高トライ(キック×) 22−8

<後半>

 5分 ラック→展開 橋本トライ(キック○)
     29−8
 9分 スクラムから東野→高→後藤トライ
     (キック○) 36−8
19分 [東]ラッシュでトライ(キック×)
     36−13
21分 ラックから展開 田中トライ(キック○)
     43−13
25分 ラックから鈴木→橋本トライ(キック○)
     50−13
28分 ラインアウト→押し込みトライ
     (キック○) 57−13
30分 ラックから展開 松尾トライ(キック○)
     64−13


出場メンバー
 1 2年 本橋 晃司
 2 2年 平山 邦明 高 聡伸
 3 3年 清水 塁 菊地 雄一
 4 3年 望月 雄太
 5 3年 國東 洋太
 6 3年 松尾 亮太
 7 2年 高 聡伸 若松 忠司
 8 3年 東野 憲照
 9 2年 後藤 翔太 柴田 亮
10 3年 鈴木 亮介
11 2年 武藤 大志朗
12 3年 橋本 圭一郎
13 3年 伊集院 和憲 外村 政貴
14 3年 田中 無量
15 2年 中崎 宏
リザーブ
16 3年 菊地 雄一
17 2年 今田 圭太 
18 2年 杉本 行生
19 3年 若松 忠司
20 3年 柴田 亮
21 2年 外村 政貴
22 3年 井上 曜宇

序盤は波にのれない感があったが、後半になってつきはなした。点数は大差で勝ったものの、やはり課題は残る。「ディフェンスが課題です」とFL松尾。「攻撃もまだ自分たちの形が出来ていない」とCTB橋本。それらをわずか5日後の準決勝・法政戦との間に調整できるかが鍵か。とはいえ、すこしずつたくましさを感じさせるチームになってきているのも事実だろう。
明日は「ふなじい」こと船木
先生率いる、緑が丘高校と練習試合だ。


左からLO望月・PR清水・FL高・FL松尾


LO望月のかけ声で前に押し込む
東野・望月・若松の3人はチームの
引き締め役ともいえる存在


自分の突進がトライにつながり
ニッコリするFL若松


後半途中で、伊集院は肩をいため退場。
怪我にはいつも泣かされる伊集院。
お前の退場は痛いぞ!


LO國東(前)とPR清水(後)
ゴール前での必死のディフェンス


「おどって敵を威嚇する望月と本橋」
というわけではなく
本橋が持ち上げていた望月を降ろした
ところです。なんか面白かったので
のせてみました。



 ○ 4月25日  11:00 キックオフ   於 桐蔭学園高校ラグビー場


  3回戦   桐蔭学園  64−5  公文国際



<前半> キッカー伊集院・中崎
桐蔭 33点
 トライ×5(鈴木・東野・田中・武藤・鈴木)
 ゴール×4

公文 5点
 トライ×1

<後半>
桐蔭 31点
 トライ×5(松尾・田中・松尾・鈴木・後藤)
 ゴール×3


 
出場メンバー
 1 2年 今田 圭太 菊地 雄一
 2 2年 古谷 信一
 3 2年 本橋 晃司 清水 塁
 4 3年 望月 雄太
 5 3年 國東 洋太
 6 2年 杉本 行生 松尾 亮太
 7 3年 若松 忠司 高 聡伸
 8 3年 東野 憲照
 9 3年 柴田 亮
10 3年 鈴木 亮介 後藤 翔太
11 2年 武藤 大志朗
12 3年 橋本 圭一郎 鈴木 亮介
13 3年 伊集院 和憲
14 3年 田中 無量
15 2年 中崎 宏
リザーブ
16 3年 菊地 雄一
17 3年 清水 塁
18 3年 松尾 亮太
19 2年 高 聡伸
20 2年 後藤 翔太
21 3年 井上 曜宇
22 2年 高橋 大介 


東日本大会以降、日々の練習にも気持ちの入り方が違ってきた。 ムードメーカーの若松も昨年秋の怪我から復帰。チームとしても、すこしずつ自分たちのプレーを形にできてきているようだ。ただ、集中力のとぎれをつかれ1トライを奪われるなど、まだまだ課題はある。点差こそついたものの、監督も今日の試合展開にはまだまだ不満を感じていた。

選手たちは次戦の東海大相模戦を観戦し終わると、すぐに部室に集合し、自分たちの試合のビデオを見て、各選手のプレーの是非を省みた。



”だんな”ことPR本橋(左)と、
”ガチャピン”ことHO古谷(右)


昨年の秋の東海大相模戦で負傷し
ずっと試合に出れなかった若松も
FLとして前半に出場


WTB田中は俊足で2トライ


副将SO鈴木(前)と主将NO8東野(後)
鈴木はこのあと軽いパントを前にあげ
自分でキャッチしトライ
鈴木は今日3トライの活躍



後半出場のPR清水


キックはFB中崎とCTB伊集院が分担

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